危機が去ったようには全く見えない。
中央銀行が大手民間銀行へ年末超えの資金供給を無制限に行うという発表などを受けて、先週末急速に戻した株式市場であったが、週明けとなった昨夜の欧州、米国株式市場は大きく反落した。
このニュース、資金繰りが急激に悪化してそれによって直接倒産に追い込まれるという、容態の急変による突発死を防止するのには妙案だが、結局それ以外の意味はない。
これを行ったからと言って、欧州の政府、銀行の財務状況はほとんど改善しない。
また今朝のモーサテでの堀古さんの話によると、内容としては従来から行われている中央銀行間の主要通貨のスワップ協定そのものであり、ただそれを仰々しく宣言したに過ぎないということだった。
そのような話の化けの皮が剥がれ、ユーロも株も昨夜大きく反落した。
株やユーロは先々週から先週にかけてつけた安値までまだ距離はあるが、昨夜の米国債の金利は再び旧低下し、市場最低水準まで一気に来ている。
まだまだシートベルトは外せない。