気になるチャート 11月7日
11月6日にmixiの投資コミュ「負けない株式投資2.1」のオフ会に出かけたときに、個人的にこのマーケットはどうだろうといって話題を振ったり、他の方が引用してくれた最近の特徴的な動きを示すチャートを軽く貼りつけてみた。
金(Gold)とCRBーIndxの間で生じた逆相関関係(YEN蔵さん指摘)のグラフをまず上に示した。
今年5月QE2の事実上の終了以降、商品市況の総合指数であるCRBはかなりはっきりした下方トレンドにある。
これに対して分類上は商品であるが、質への逃避の逃避先となる金(GOLD)はその後のマーケットの緊張によって逆に買われ、夏に明らかな逆相関を示している。
相関関係の指数化についてはいろんな手法があるのだろうが、上に添付したグラフは両者のβ値を表示した。
ベータが正(プラス)の値で順相関、負(マイナス)ならば逆相関で、ベータそのものの絶対水準が意味するところは小さいのだが、正の値から負に一気に転換した今年夏の状況に注目されたい。
この相関具合で、金融市場や通貨へのマーケットの信頼感の増減を読み取る事ができるだろう。
直近は順相関に戻っているといえるのだろうが、今後の動向は如何に?
リーマン・ショック以前と以降のVIXの推移も参照されたい。
現状の30%アラウンドの値は極めて微妙なところにある。
リーマン・ショック以前であれば明らかに高い水準ではあったが、以降ではここ(30%超)から上のゾーンに入ったときに、明らかに金融市場の緊張時期に入って切るように見える。
その分岐点あたりに現状はあるわけだ。
最後にいんべさんが指摘していたNT倍率の過去10年と過去2年のチャートを貼っておく。
直近では若干縮小しているが、大きなトレンドとしてNTはずっと拡大傾向にある。
時価総額のウエイトの高い銀行・金融株の不信が長らく続き立ち直りのきっかけが見えていないのかも知れないという仮説を立てつつ眺めてみるというのが基本なのかも知れないが、他の要因についても考えてみたいと思う。