FOMCの「インタゲ導入」及び「引き締め時期」の見通し発表後、米国債券市場の利回りは低下している。
少なくとも、今すぐにインフレが吹き上がるという状況はなく、むしろ緩和的な政策が期待されるということであるが、CPIが2.0%で10年債が2.0%でつじつまが合うのだろうか?
ここでみて置かなければならないのは5年債利回りの低下である。
上に貼ったチャートで、今回最も金利が低下したのが5年ゾーンということがわかるだろう。
昨年示現した10年の2.0%割れは、リーマン・ショック時よりもすでに低い水準であったが、5年などはここにきて過去最低水準をつけにきた。
10年債を2.0%のインタゲ水準で買っておいても、手前の5年間にそれなりの利ざやが抜けるという計算で、このような水準形成となっているのだろう。
となると、実際の目標達成はかなり先、という事が前提となっている訳で「2014年以降の引締見通」が多かったというFOMCの結果と整合性があるといえばある。
かなり気長な「ターゲット」(目標)設定には、市場の反応もそれなりということなのか、すでにNY株は息切れのような商状を示している。
春節の休みから戻ってきたチャイナマネーがどのように動くのかを眺めつつも、低ボラティリティが続きそうな予感がする。